日本における食用ガエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 15:04 UTC 版)
「食用ガエル」の記事における「日本における食用ガエル」の解説
日本書紀によると、吉野の国栖の人々は蝦蟇(がま)を煮たものを「毛瀰(もみ)」と呼んで食べていたという。この「毛瀰」が非常に美味しかったことから、関西では「もみない(毛瀰でない)」という言葉を「不味い・美味しくない」という意味で使うようになった。現代ではガマガエルはヒキガエルの別名として用いられるが「大和本草」には蝦蟇と蟾蜍(ヒキガエル)が別項目で載っていることから他の種類のカエルであると考えられている。 沖縄では昔からナミエガエル Limnonectes namiyei を食用にする習慣があったが、現在は天然記念物に指定されているので食用にはされていない。
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