日本における生産と流通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:09 UTC 版)
日本での生産量(平成30年)は115万5000トン、作付面積は2万6200ヘクタール (ha) である。そのうち北海道が生産量約67万トン、作付面積1万4700 haと、全国生産量で約6割強、作付面積で6割弱を占める。生産量では北海道に次いで佐賀県が1割強、兵庫県(主に淡路島)が8%強を占め、以下長崎県、愛知県、静岡県、栃木県が1-2%となっている。北海道は春播き栽培、他府県では秋播き栽培が行われるため、季節ごとに産地の異なるものが小売されている。 安価である外国産(中国、タイ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド)の輸入品も多い(輸入量約29万4000トン/2018年)。国産品は価格面の対策として生産・流通コストの低減化、端境期対策としてマルチング・ビニールトンネル栽培による極早生の早期化や、収穫後の貯蔵技術の向上、極早生品種・高貯蔵性品種の開発、品質面の対策として、高機能性品種の開発を行っている。
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