日本での地方名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 23:19 UTC 版)
標準和名「ヒイラギ」は長崎での呼び名にちなむが、分布域に入る西日本の海沿いの地方ではさまざまな地方名で呼ばれている。 ギチ(東京)、ギラ(千葉)、ジンダ(ジンダベラとも)、ネコゴロシ(ネコマタギとも)(静岡)、ゼンメ(愛知)、ネコナカセ(浜名湖)、ギンタ(和歌山)、ネラギ(大阪)、ダイチョオ(兵庫)、ネコクワズ(淡路島)、エノハ(鳥取)、ギギ、ゲッケ(岡山)、ギンギン、ギンガー(広島)、カガミトリ(山口)、ニイラギ(愛媛)、ニロギ(高知)、トンマ、トンバ(福岡)、ヒイラギ(長崎)、シイバ・シイノフタ(熊本)、ネコクワズ(徳島)、ハナタレエバ (宮崎) 、ネコマタギ、イタイタなど 地方名の由来も、銀色に光ること・小骨が多くて可食部が少なく「ネコも嫌がる」こと・体型が木の葉形で周囲に棘がありヒイラギの葉に似ること・発音することなど、さまざまである。鳥取ではエノハ(榎の葉)と呼ばれるが、九州の一部ではエノハといえば淡水魚ヤマメを指す地域もあるので、注意が必要である。
※この「日本での地方名」の解説は、「ヒイラギ (魚)」の解説の一部です。
「日本での地方名」を含む「ヒイラギ (魚)」の記事については、「ヒイラギ (魚)」の概要を参照ください。
- 日本での地方名のページへのリンク