日本での声点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 06:43 UTC 版)
中国で使われていた声点は、日本に伝わり、仮名にさしてアクセントを示すようになった。このとき、濁音を示すために二つさされたため、これが濁点の起源となった。 日本語にさされた声点種類声点アクセント(院政期)四声/六声 左下 平声:低(L) 四声/六声 左上 上声:高(H) 四声/六声 右上 去声:昇(R) 四声/六声 右下 入声:子音終わり 六声 左横中央やや下より 平声軽(かる):降(F) 六声 右横中央やや下より 入声軽(かる):高(H) 経典などでは、漢字音の声調や声母などを示すために僧によって声点がさされた。
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