日本でのルートビア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 02:23 UTC 版)
日本においては、米国による長期にわたる占領の経験がある沖縄県や小笠原諸島ではよく飲まれるが、それ以外の地域では、輸入食品店や沖縄地方の商品を扱う専門店、物産展などごくわずか販売されるのみである。各地の米軍基地内の自動販売機には必ずと言っていいほど入っているため、施設開放イベントなどで入場できる機会がある際にも入手できる。また、近年では沖縄以外でも、一部の酒店、スーパー、ディスカウント店などで輸入物の缶入りルートビアの取扱いが増えてきている。なお、日本で最初に輸入したのはY. Matsushitaであり、同時にルートビアの自動販売機も輸入した。 日本でも1963年(昭和38年)6月に山崎製パンがDad`sの権利を取得し、リターナブル瓶(207ml入り)で国内生産販売されたが、1970年代には終売となった。当時の瓶は片仮名表記が「ダッヅ ルートビヤー」となっていた。 沖縄では特にA&Wレストラン(現地の通称:エンダー)では「おかわり自由」で供給され、その独特の香りから「飲むサロンパス」などと呼ばれることがあるものの、人気は高い。那覇空港で飲むことができる。 2012年、佐賀県小城市の友桝飲料が日本初の国産ルートビア「LAZY AFTERNOON」を発売した。
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