方法と枠組 (フレームワーク)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/11 05:09 UTC 版)
「エンタープライズ・アーキテクチャ(事業体仕組)」の記事における「方法と枠組 (フレームワーク)」の解説
事業体仕組は、事業体の構造とダイナミックスを理解し記述するため、様々な事業手法、分析技術及び概念的ツールを使う。そうすることにおいて、それらは、まとめて生成物 (ソフトウエア開発) :Artifactと呼ばれる、リスト、図面、ドキュメント及びモデルを生成する。これらの生成物は、事業体内の、事業機能、事業能力、事業プロセス、人材組織、情報資源、事業システム、ソフトウエア・アプリケーション、コンピューティング能力、情報交換、及びコミュニケーション・インフラの論理的組織を記述する。 有用な方法で事業体を記述するため十分完全な、これらの生成物の集合は、'事業体'レベルの仕組記述あるいは短く事業体仕組であるとEA実践者によって考えられる。UK国家コンピューティング・センタのEAベスト・プラクティス・ガイダンスは、以下のように表明する: 通常EAは、一つの事業体の構造と機能を記述する凝集されたモデルの包括セットの形成を採る。 そして続けて EAにおける個別のモデルは、事業体についての詳細さのレベルを深める際:その目的と目標;そのプロセスと組織;そのシステムとデータ;その使われる技術及び関心の球に関わるその他のすべてを、論理的方法で整合させる。 これは、一般的なTOGAFを含む幾つかのEA枠組で暗示される事業体仕組の定義である。 事業体仕組枠組 (Enterprise Architecture framework) は、特定事業体の仕組記述の生成において仕組士によって使われるツール、技術、生成物記述、プロセス・モデル、参照モデル、及びガイダンスを結びつける。 更なる情報のためには、事業体仕組枠組の関係論文を参照してください。 1992年にSteven Spewakは、教育コースで幅広く使われる事業体仕組の生成のためのプロセスを解説した 。
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