方丈貴恵とは? わかりやすく解説

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方丈貴恵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 17:37 UTC 版)

(ほうじょう きえ、1984年 -)は、日本の小説家推理作家

経歴・人物

兵庫県姫路市出身、京都大学[1][2]。京都大学推理小説研究会に所属していた[1]。大学卒業後はゲーム会社でキャラクター商品化などの仕事をしていた[2]。2018年、『遠い星からやって来た探偵』が第28回鮎川哲也賞最終候補作品になる[3]。2019年、『時空旅行者の砂時計』で第29回鮎川哲也賞を受賞しデビュー[1]。2023年には『名探偵に甘美なる死を』が、2024年には『アミュレット・ホテル』が第23回・第24回本格ミステリ大賞候補作となった[4]

ミステリ・ランキング

  • 週刊文春ミステリーベスト10
    • 2019年 - 『時空旅行者の砂時計』15位
    • 2022年 - 『名探偵に甘美なる死を』19位
    • 2024年 - 『少女には向かない完全犯罪』9位
  • このミステリーがすごい!
    • 2020年 - 『時空旅行者の砂時計』22位
    • 2022年 - 『孤島の来訪者』13位
    • 2023年 - 『名探偵に甘美なる死を』27位
    • 2024年 - 『アミュレット・ホテル』17位
    • 2025年 - 『少女には向かない完全犯罪』4位
  • 本格ミステリ・ベスト10
    • 2020年 - 『時空旅行者の砂時計』7位
    • 2022年 - 『孤島の来訪者』7位
    • 2023年 - 『名探偵に甘美なる死を』4位
    • 2024年 - 『アミュレット・ホテル』9位
    • 2025年 - 『少女には向かない完全犯罪』7位
  • ミステリが読みたい!
    • 2022年 - 『孤島の来訪者』13位
    • 2024年 - 『アミュレット・ホテル』18位
    • 2025年 - 『少女には向かない完全犯罪』5位

作品リスト

単行本

〈竜泉家の一族〉シリーズ

〈アミュレット・ホテル〉シリーズ

  • アミュレット・ホテル(2023年7月 光文社 ISBN 978-4-334-91543-8 / 2025年6月 光文社文庫 ISBN 978-4-334-10667-6
    • 収録作品:アミュレット・ホテル / クライム・オブ・ザ・イヤーの殺人 / 一見さんお断り / タイタンの殺人
  • アミュレット・ワンダーランド(2025年7月 光文社 ISBN 978-4-334-10715-4
    • 収録作品:ドゥ・ノット・ディスターブ / 落とし物合戦 / ようこそ殺し屋コンペへ / ボマーの殺人

その他の作品

アンソロジー(収録)

「」内が方丈貴恵の作品。

単行本未収録作品

小説
  • 「影を喰うもの」(講談社『小説現代』2021年9月号)
  • 「ゲラが来た」(講談社「Mephisto Readers Club」2022年8月1日)
  • 「封谷館の殺人」(講談社『メフィスト』VOL.6 2023 WINTER)
  • 「ハイリスク・ハイリターン」(講談社「Mephisto Readers Club」2023年9月25日)
エッセイなど
  • 「方丈貴恵 述」(光文社『新世代ミステリ作家探訪』若林踏 編、2021年6月)収録
  • 「私的偉人伝」(集英社小説すばる』2021年12月号)
  • 「私の黒歴史」(KADOKAWA小説 野性時代』2022年6月号)

脚注

  1. ^ a b c 第29回 鮎川哲也賞 決定”. 東京創元社. 2020年9月28日閲覧。
  2. ^ a b 〈竜泉家の一族〉シリーズ最新作! 『名探偵に甘美なる死を』刊行記念・方丈貴恵ミニインタビュー : Web東京創元社マガジン” (2022年1月11日). 2024年11月4日閲覧。
  3. ^ 第28回 鮎川哲也賞 決定”. 東京創元社. 2020年9月28日閲覧。
  4. ^ 大賞”. 本格ミステリ作家クラブ. 2024年5月10日閲覧。

関連項目

外部リンク




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