新潟駅連続立体交差事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 16:53 UTC 版)
新潟駅周辺の在来線3路線の高架化を行う「新潟駅連続立体交差事業」が、2021年度の立体交差化完了を目標に事業が進められており、このうち越後線では高架化と併せて信濃川橋梁東詰 - 新潟駅間の複線化と、同橋梁西詰側に位置する白山駅の改修(半地下化・自由通路新設・ホーム1面1線の増設)などが行われる。このうち後者の白山駅のホーム増設は2013年夏に竣工し、同年9月1日から供用を開始している。 白山 - 新潟間では、車窓から工事の様子をみることができる。白山駅から新潟駅へ向かう間では、信濃川橋梁通過後すぐに2014年11月29日の線路切替時に設置された分岐器があり、新潟方面へ向かって右手側に分岐する。これは将来の複線化へ向けての準備であり、左手側は線路が途切れており、この後線路が敷設される。また、高架化工事の進捗にともない、この区間は一部仮線へ切り替えられていることから、開業以来の線路位置とは異なっている。 なお、施工進捗に伴い2012年3月と11月のダイヤ改正では、新潟駅構内でホームの移設等が行われる関係から信越本線の新津駅方面と白新線経由羽越本線の新発田駅方面へ直通する列車の本数が減便された。 2018年4月15日に新潟駅の高架駅第1期開業として在来線高架ホームの供用が開始され、これにあわせて越後線の信濃川橋梁東詰 - 新潟駅間が複線化された。
※この「新潟駅連続立体交差事業」の解説は、「越後線」の解説の一部です。
「新潟駅連続立体交差事業」を含む「越後線」の記事については、「越後線」の概要を参照ください。
- 新潟駅連続立体交差事業のページへのリンク