新東京火力発電所とは? わかりやすく解説

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新東京火力発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 02:14 UTC 版)

1984年の空中写真

新東京火力発電所(しんとうきょうかりょくはつでんしょ)は、かつて東京都江東区豊洲六丁目にあった東京電力火力発電所。現在は、新豊洲変電所(地下)やテプコ豊洲ビル(ビッグドラム)などが立地しているほか、超高層マンションSKYZ TOWER&GARDENBAYZ TOWER&GARDENが立地している。

概要

1956年に1号機が運転を開始、6号機までが建設された。当初は石炭専焼だったが、1973年重油専焼に転換した。最後の国内炭専焼火力であった。

その後、老朽化に伴い廃止され[1]、跡地には、1993年に豊洲ガスタービン発電所が建設された。

2000年にはその発電所も廃止となり、地下式では世界初の50万V変電所である新豊洲変電所が建設された[2]

廃止された発電設備

  • 総出力:48.2万kW[3]
1号機(廃止)
定格出力:6.6万kW
使用燃料:重油(当初は石炭
熱効率:32.3%(高位発熱量基準)
営業運転期間:1956年2月13日 - 1984年
2号機(廃止)
定格出力:6.6万kW
使用燃料:重油(当初は石炭)
熱効率:32.3%(高位発熱量基準)
廃止時期:1984年
3号機(廃止)
定格出力:7.5万kW
使用燃料:重油(当初は石炭)
熱効率:36.2%(高位発熱量基準)
廃止時期:1991年8月29日(1984年以降休止)
4号機(廃止)
定格出力:7.5万kW
使用燃料:重油(当初は石炭)
熱効率:36.2%(高位発熱量基準)
廃止時期:1991年8月29日(1984年以降休止)
5号機(廃止)
定格出力:7.5万kW
使用燃料:重油(当初は石炭)
熱効率:36.2%(高位発熱量基準)
廃止時期:1991年8月29日(1984年以降休止)
6号機(廃止)
定格出力:12.5万kW
使用燃料:重油(当初は石炭)
熱効率:37.2%(高位発熱量基準)
営業運転期間:1958年11月14日 - 1991年8月29日(1984年以降休止)

豊洲ガスタービン発電所

  • 総出力:8.4万kW
1号ガスタービン(廃止)
発電方式:ガスタービン発電方式
定格出力:4.2万kW
使用燃料:重油
営業運転期間:1993年2月26日 - 2000年
2号ガスタービン(廃止)
発電方式:ガスタービン発電方式
定格出力:4.2万kW
使用燃料:重油
営業運転期間:1993年 - 2000年

出典

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度38分52.3秒 東経139度47分27.3秒 / 北緯35.647861度 東経139.790917度 / 35.647861; 139.790917




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