新会派への移行
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「無所属の会 (2017-2019)」の記事における「新会派への移行」の解説
旧民進系勢力の再統合を目指して活動を続けたが、立憲・国民両党間の膠着状態が続いたため、11月中旬には立憲民主党との統一会派結成を目指す方向に軌道修正し、統一会派結成が見送られれば次善の策として無所属の会を母体に新党を結成する考えを表明した。 しかし立憲側が政党間協議には否定的な見解を示し続けていることから12月5日までに新党結成を断念する方針を固めた。翌6日には岡田と枝野が会談し統一会派について協議したが、枝野が会派単位の合併を拒む姿勢を崩さなかったため交渉が決裂。7日に第197回国会の閉幕後に無所属の会を解散し、希望者が個別に立憲会派入りする方針であると報じられ、10日に開かれた会派総会で上記方針を正式決定した。 そして通常国会召集を前にした2019年1月8日、会派総会を開いた後に13名全員の去就を発表した。代表の岡田克也のほか安住淳、江田憲司、大串博志、金子恵美、黒岩宇洋、田嶋要、中川正春、中村喜四郎(五十音順)の計9人が立憲会派入りすることに決定。立憲会派合流を見送るのは玄葉光一郎、野田佳彦、広田一、本村賢太郎(五十音順)の4名となった。4名は無所属の会存続か新会派結成を検討するとした。ただし本村については同日、3月24日告示、4月7日執行の相模原市長選挙への立候補を検討しているとも報じられた。 1月15日、岡田ら9人は立憲民主党の会派「立憲民主党・無所属フォーラム(立憲民主党・市民クラブから名称変更)」への入会届を提出。以後は、会派内グループ「無所属フォーラム」として活動することになる。 翌16日、野田が記者会見において、自身を含む無所属議員7名による新会派を結成したことを発表。会派名を「社会保障を立て直す国民会議」とし、無所属の会に残留していた野田、玄葉、広田、本村の4名に加え、会派に所属していなかった井出庸生、重徳和彦、中島克仁が新たに入会した。
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