新テストからの採用種目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 15:04 UTC 版)
「スポーツテスト」の記事における「新テストからの採用種目」の解説
上体起こし(筋持久力) 30秒間の腹筋運動によって上半身を起こした数を計測する。両手を握って胸の前に置き、膝を90度に折るのが旧来の腹筋運動との違いである。両肘が両腿に当たって、背中が床に引いたマットに戻るまでが1セットで、30秒間にできた回数を計測する。計測は1回。 長座体前屈(柔軟性) 壁面に背中をつけて長座の姿勢をとり、高さ24cmの計測物を両親指の腹で押し出し、計測物の移動距離を計測する。計測器具の自作はダンボールで自作可能だが、初年度から教具メーカー各社が作成を済ませており、ほとんどの学校が購入(あるいは同一自治体内での共同購入や貸し借り)している。1cm単位で計測し、mmは切り捨て。2回押してよい記録を計上。 20mシャトルラン(全身持久力) 12~19歳は持久走との二者択一。20m幅に引いたラインを往復した回数を記録する。全国統一のCDまたはテープにあわせ、往路は電子音の「ドレミ…」、復路は電子音の「ドシラ…」の音階が1オクターブ鳴り終わるまでに反対側のラインに到達する。音階は約1分ごとに短くなる。2度続けて音階に合わせてラインに到達できなくなった時点で失格となり、到達に成功した回数を記録する。新テストの中で最も煩雑かつ斬新な種目であるため、導入時には各地で講習・研修が推進された。
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