教義・校風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 15:35 UTC 版)
真理を拠り所とし、自らの力により自己を治めることを説く校訓『遵法自治』の下に、自由で伸びやかな校風を特徴としている。学校は仏教主義に基づく豊かな人格の養成の場として位置付けられており、全ての生徒の個性や自主性が尊重され、生徒は「法律を犯さない」「他人に迷惑をかけない」「他人に不快感を与えない」範囲で自由に行動することができる。この校風は「芝温泉」と呼ばれることがある。 また、芝は家族主義の学校であり、生徒、教員、OB、保護者は全て芝学園という中の家族であって、互いに愛し合い支えあって生きて行くという考え方が根底に流れている。したがって、特に学校は生徒を如何なる場合でも大切にし、守って行かなければならないという姿勢がある。 浄土宗の祖である法然上人を祀った増上寺が近くにあり、御忌参拝(ぎょきさんぱい)を全学年で毎年行う。 芝学園の生徒に手渡されている手帳にはある詩文がある。 月影のいたらぬ里は無けれども 悩むる人の心にぞ棲む 意味・夜になればどんな人里も月の光は照らす。 しかし人生で苦難や不幸に直面して、失望して絶望する人の心には暗闇しかない。
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