教会、観光スポット、式典舞台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 16:27 UTC 版)
「セント・ポール大聖堂」の記事における「教会、観光スポット、式典舞台」の解説
大聖堂には毎日5回の礼拝が行なわれ、特別の聖日にはその回数がさらに多くなる。 礼拝以外、大聖堂見学には入場料が必要となった。大聖堂の床から85メートルの高さにあるドーム上の塔の付け根部分まで階段で上がることができ、そこからロンドン市内を一望することが可能である。 ウェストミンスター寺院が「イギリス王室の菩提寺」とたとえられるのに対して、セント・ポール大聖堂は「市民の大聖堂」として古くからロンドン市民に親しまれてきた。セント・ポール大聖堂は英国が関わった二度の世界大戦の勝利を祝賀する式典の場とされてきた。古くはエリザベス1世女王による無敵艦隊撃滅記念式典がある。20世紀に入って王室との繋がりはますます強くなり、また、荘厳な伝統行事は次々と加えられ、国家的、国民的象徴としての重みはますます強くなっていった。 1965年1月30日:ウィンストン・チャーチル元首相の葬儀がエリザベス2世女王臨席のもと、セント・ポール大聖堂にて行われた。 1981年7月29日:チャールズ王太子及びダイアナ元妃の結婚式が行われた場所としても知られる。 2001年9月14日:アメリカ同時多発テロ事件の犠牲者を追悼する式典が行われた。 2013年4月17日:マーガレット・サッチャー元首相の葬儀。エリザベス2世女王及びエディンバラ公フィリップ王配参列。
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