放送開始当初の反応とは? わかりやすく解説

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放送開始当初の反応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:01 UTC 版)

ルパン三世 (TV第1シリーズ)」の記事における「放送開始当初の反応」の解説

パイロットフィルム製作から2年後よみうりテレビからTVアニメ化することが決定されるこの様試行経て大人向け製作され新聞などにも大人向けとして広告されそれまでにないアニメとしてスタートしたが、視聴率厳しいものとなる。当時アニメ作ればたいていの場合ある程度視聴率取れると考えられていた時代例えば、同じ東京ムービー作品巨人の星などは20%超えていた)だったが、初回6%、その後も3%などといった桁違いに低い視聴率をとり、即打ち切り仕方ない状況だった(同局歴代ワースト記録で、2021年現在破られていない)。一つ原因としては、大人向け広告したのが、1970年代当時家庭での倫理観そぐわず意識的に子供見せまいとした親側の圧力などが考えられていた。初回から峰不二子衣装作画ルパンとのからみや退廃的な世界観現代視点でも扇情的なものであったが、作品の内容そのものそこまでアダルトではなかった。 第3話視聴率が出ると、局サイドスポンサー藤岡大隅大阪急遽呼び「この低視聴率どういうことだ」「子供人気が無い」と問いただした大隅は「大人向けアニメ作ったまで」と率直に答えたが、対照的に藤岡は「今後子供向け改善して立て直す」と約束した。 その帰り藤岡大隅に「今後子供向け内容でやってくれないか?」と依頼したが、大隅は「じゃあ子供向けにやって、人気が出る確証はあるんですか?」と反論し「それでは自分降ろさせてもらう」と番組降板切り出した。この日を境に、大隅スタジオに全く入ってない為、引継ぎなどは全くされなかった。 大隅は「誰もこのあと引き継ぐやつなんていいだろう」と考えていた。以降の話も見ず十数年以上ルパンについての取材断り続けたという。

※この「放送開始当初の反応」の解説は、「ルパン三世 (TV第1シリーズ)」の解説の一部です。
「放送開始当初の反応」を含む「ルパン三世 (TV第1シリーズ)」の記事については、「ルパン三世 (TV第1シリーズ)」の概要を参照ください。

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