改革と安定(1980-90)
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「アルビオン・バンド」の記事における「改革と安定(1980-90)」の解説
ハッチングスは残っていた元フェアポーターズのニコルとマタックスを中心にバンドを再結成した。コック・アンド・ブルの3人のメンバー(デイヴ・ウェットストーン、ジャン=ピエール・ラスル・ジョン・マックスウェル)を加え、初めてこのレコードからこの時代のほとんどの録音を特徴づけるオイスターバンドのキャシー・レサーフをリード・ヴォーカリストとして起用した。 この比較的安定した時期のベスト・アルバムは、ほとんどの曲がオリジナル曲である "Light Shining" (1983)であろう。しかし、このアルバムの評判は、ハッチングスがカナダのフォークシンガー、 スタンロジャースの 「Northwest Passage」から最高の曲の1つである「Wolfe」を盗用したとの非難によって損なわれた。 その後、 "Shuffle Off" (1983)が続いた後で、ニコルとマタックはフェアポート・コンヴェンションを改革するために脱退した。ギター/バイオリン/ボーカルのフィル・ビアーとドラムスのトレヴァー・フォスターが加わり、 "Under the Rose" (1984)、 "A Christmas Present From The Albion Band" (1985)、 "The Wild Side of Town" (1987)と続き、最後の作品はクリス・ベインズによる5部構成のBBCテレビ・シリーズを基にしたものだった。 1987年の "Stella Maris" のリリースに先立ってマーティン・ベルがヴァイオリンで参加したことでラインナップに変化が生まれた。 その後、マーティン・ベルとキャシー・レサーフが脱退し、サイモン・ケアとジョン・シェパードが加わった。 これはバンド史上最も安定したラインナップであり、3枚のアルバムが制作された:"I Got New Shoes"(1988年)、"Give Me a Saddle and I'll Trade you a Car"(1989年)、そして1990年に "1990" がリリースされた。
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