操作方法・ゲームシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 14:57 UTC 版)
「星のカービィシリーズ」の記事における「操作方法・ゲームシステム」の解説
使用するボタンは基本的に「ジャンプ」と「吸い込み、コピー能力の使用」にそれぞれ対応したAボタン、Bボタン(一部例外あり)、そして移動を行う十字キーのみとシンプルであり、現在もほとんど変わっていない。 それは、第1作目発売当時(1992年)は難しいゲームが多く、このころからゲームを始める初心者たちのための導入口として作られたという経緯からである。そのため、当時ではほとんど見られなかった要素として、最初のステージで基本的な操作を修得できるように、難易度を下げながらもプレイヤーへのトレーニング要素を内包したステージ構成を取り込んでいる。これは独立したチュートリアルステージではなく、プレイヤーの成長を自然と促す作りを意識している。これらのゲームデザインを行った桜井政博ディレクターによると、甲斐(かい)あって、プレゼンや多くのテストプレイヤーにも気づかれず自然になじんでもらえたとのこと。ただし、宮本茂には唯一すぐに見抜かれたと語っている。他にも、後述のとおり、即ミスしないよう飛行能力を持たせたり、バイタリティ(体力)を設けたりした。 しかしその一方、使用するコピー能力の変更(コピー能力のない第1作目では、エキストラモードとコンフィグモードがこれに相当する)など、さまざまなプレイスタイルを持たせることにより、上級者でもしっかりと遊べる内容となっている。 初期のシリーズではコンプリートアイテムをすべて集めなければ真のラストボスに到達できない作品が多かったが、2000年以降、あつめて!カービィの発売まで11年間存在していなかった。
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