撮影場所による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 14:34 UTC 版)
野外 公園が多く用いられる。東京では代々木公園、大阪では鶴見緑地公園、名古屋では名城公園などが代表的な開催地であり、浜離宮恩賜庭園や博物館明治村などの有料公園・施設で行われる場合もある。選ばれる条件としては立地、規模、ロケーションの良さ、そして一般客の少なさなどがある。公園を管理する自治体によっては事前の許可が必要であり、その認可の是非も大きなポイントとなる。また、スナップ撮影、ストリート撮影などと称して街中で撮影を行うこともある。厳密に言えば道路上や施設内の撮影はその管理者に対して使用許可や営業許可などが必要なことが多いが、小規模/少人数の撮影会では無許可で行っていることもある。 スタジオ 写真撮影を専門とする大規模スタジオが用いられることは少ない。賃貸料金に照明や背景などが入っておらず、それを作り上げる費用と手間の問題から、あまり使用されることはない。ある程度の設定があるハウススタジオやデザイナーズマンションを使用したスタジオ、自社が保有する(賃貸した)物件の1室をスタジオ風に撮影が出来るように改装したものなどが比較的多く用いられている。 その他 レストランやプールバー、ダーツバーなどを営業時間外に借りて、その一角または全面で撮影を行う。セットではない本物の什器備品を撮影に活かすことが出来る反面、撮影に向かない奥行きや高さ、照明の問題を解消することが必要である。 独特の雰囲気を求めて廃線跡や廃墟にて撮影を行う団体もあるが、それは不法侵入など問題を伴うことが多い。また一部のヌード撮影会の中にはシティーホテルの1室を借りて行われるものもある。
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