拳と仲間たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/17 12:09 UTC 版)
竜王 拳(りゅうおう けん) 主人公。崇山学園に通う中学生で、竜拳(りゅうけん)の達人。屈強の拳士であることに加え、悪に敢然と立ち向かう正義感、人をいたわる優しい心の持ち主。女性が苦手なのが弱点。後に竜拳を遥かに上回る少林寺最高の拳法・竜王拳(ドラゴンけん)を体得する。両腕には金色の竜王環(ドラゴンリング)を付けている。手に持つ竜王棍(ドラゴンスティック)は伸ばすと竜王三節棍(ドラゴンさんせつこん)となる。さらに伸ばして竜節鞭とすることもできる。 大空 麗(おおぞら れい) 拳と同じクラスの少女。入学早々に拳の強さに一目惚れし、やがてそれは命懸けの愛情へ変わり、拳を支え続ける。踊るような滑らかな動きの舞拳(まいけん)の使い手。髪を両把頭(シニヨン)にしている。 鷹匠(たかじょう) 崇山学園拳法部の番長であったが、拳に敗れて和解。彼の仲間となり、共に拳法部を盛り立てるために奮闘する。鷹の素早い動きを取り入れた鷹拳(たかけん)の使い手。 酒盛 一平(さかもり いっぺい) 日の出商店という酒屋の息子。拳法に励む者を嫌悪していたが、拳法を愛する拳の心意気に惚れ、親友となる。酔った仕草で相手を惑わす奇拳、酔拳(すいけん)の使い手。手に持つヒョウタンの中は水。 竜王 道拳(りゅうおう どうけん) 中国の崇山少林寺の教えを受け継ぐ少林龍寺の住職。拳の育ての親。拳たちからは「じっちゃん」と呼ばれている。 おばば 少林竜寺に住む老婆で、拳の育ての親。 竜王(りゅうおう) 拳の父。拳が幼い頃に死んだといわれていたが、実は裏少林との戦いで命を落とし、遺体は少林寺の地下に保存されていた。竜王拳の開祖。 拳の母 拳が幼い頃に死んだといわれていたが、実はかつて次男の漢を裏少林に奪われ、拳を道拳に預けて中国で裏少林を追っていた。当初は拳に悟られまいと拳に冷たく当たっていたが、途中から自分が母であることを明かし、ともに戦った。 愛鈴(あいりん) 中国の小村に住んでいた少女。両親の消息を追って中国へ渡った拳と行動を共にする。 王 雲宗(ワン ウンシュウ) 少林寺の住職。 金剛(こんごう) 少林寺の竜王拳の試練である竜王地獄房を守る僧侶。地獄房を通り抜けた拳を、命懸けで竜王拳の完成へと導き、自身を盾として拳を裏少林の魔手から守り、力尽きた。
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