打出分室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 10:24 UTC 版)
「旧松山家住宅松濤館」も参照 1987年(昭和62年)まで本館として使用されていた打出分室の建物は明治中期から明治後期の建築物であるとされる。2009年(平成21年)1月8日には「旧松山家住宅松濤館」の名称で日本国の登録有形文化財に登録された。 村上春樹の小説『風の歌を聴け』(1979年)に登場する「古い図書館」のモデルになった建物は芦屋市立図書館であるとされ、小川洋子の谷崎潤一郎賞受賞作『ミーナの行進』(2006年)では打出分室を登場させ「蔓草が壁面を這い、古めかしい両開きの扉には中国風の飾りがはめ込まれていた」と描写している。
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