打ち切り誤差とは? わかりやすく解説

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うちきり‐ごさ【打(ち)切(り)誤差】

読み方:うちきりごさ

途中で計算止めることによって生じ数値計算上の誤差のこと。コンピューターによる数値計算で、計算繰り返すことによってより正し計算結果得られる場合、ある回数時間内で計算打ち切った際に生じる。


打ち切り誤差

読み方うちきりごさ
【英】truncation error

打ち切り誤差とは、全ての演算終了する前に、あらかじめ指定され法則に従って演算打ち切られる、そのことによって生じ誤差のことである。

コンピューター数式などの解を求める際に、計算繰り返し実行させることで値を近似させるとき、ある一定時間超えたところで演算終了されるそのようにして得られた値と真の値との間に生じた誤差が、打ち切り誤差と呼ばれる

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打ち切り誤差

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 23:37 UTC 版)

数値解析」の記事における「打ち切り誤差」の解説

打ち切り誤差とは、数学的に繰り返し無限に続けた極限では真の解を与え計算法を、無限回の操作を行うことは現実にはできないので、繰り返しをある有限回までで打ち切って得られ近似解真の解との差である。たとえば右のにある 3 x 3 + 4 = 28 {\displaystyle 3x^{3}+4=28} を解く問題で、10程度反復では、解は約 1.99 となる。このとき打ち切り誤差は 0.01 である。一般には(丸め誤差影響無視すれば)反復回数十分に増やせばこの誤差減少する。またたとえば収束する無限級数の和を、最初のある項数までの有限部分和置き換えた場合誤差も、打ち切り誤差である。

※この「打ち切り誤差」の解説は、「数値解析」の解説の一部です。
「打ち切り誤差」を含む「数値解析」の記事については、「数値解析」の概要を参照ください。

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