情報落ち誤差とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 情報落ち誤差の意味・解説 

じょうほうおち‐ごさ〔ジヤウホウおち‐〕【情報落ち誤差】

読み方:じょうほうおちごさ

コンピューター浮動小数点演算で、絶対値大き数値小さ数値加算減算をした時に絶対値小さ数値無視されてしまう現象有効桁数限られた仮数部の演算生じる。


情報落ち誤差

読み方じょうほうおちごさ

情報落ち誤差とは、浮動小数点加算、あるいは、減算などにおいて、指数部小さい数の仮説部の下位失われることによって生じ誤差のことである。

情報落ち誤差は、大きな数と小さな数の差が非常に大き時の加減算発生し小さな数が計算結果反映されないという特徴がある。

例えば、浮動小数点仮説部の有効桁数が3で、xが1.23×10^2、yが1.23×10^(-2)の場合のxとyの和を求めるとする。実際計算式では、x+y123+0.0123となり、和は123.0123となる。しかし、浮動小数点表記した場合は1.23×10^2となり、yの値である0.0123は反映されない

情報落ち誤差は、コンピュータ計算でよく生じ誤差1つとして知られている。同様の誤差には、丸め誤差打ち切り誤差桁落ち誤差などがある。

システム開発のほかの用語一覧
ソフトウェアテスト:  機能テスト  レグレッションテスト  システムテスト  情報落ち誤差  総合テスト  ストレステスト  退行テスト


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

情報落ち誤差のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



情報落ち誤差のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【情報落ち誤差】の記事を利用しております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS