手焙形土器
主名称: | 手焙形土器 |
指定番号: | 334 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1973.06.06(昭和48.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 考古資料 |
ト書: | 静岡県駿東郡小山町西沢出土 |
員数: | 1箇 |
時代区分: | 弥生 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平底の深鉢の上に、一方に馬蹄形の口を造った蔽【おおい】をかぶせた、いわゆる手焙形土器である。ふくらみを持つ蔽部全面には、並行する波文状沈線と間隔の広い綾杉文とを篦描きで埋めつくしている。口の周縁は平たく幅をもたせて、疣【いぼ】状の丸玉を貼り付けている。総体的に淡褐色で焼成が良く硬質である。 手焙形土器は、弥生時代後期から終末にかけての遺跡から多く出土し、その分布は東海・近畿地方を中心とする。その用途は今なお明らかではない。 この土器は、大正年間、富士山東麓で発見されたもので、手焙形土器中、数少ない完形品の一つで、施文、意匠をこらした稀覯な資料である。 |
考古資料: | 彩漆土器 彩画人馬鏡 愛知県豊田大塚古墳出土須恵器 手焙形土器 据台付子持〓 摂津三島廃寺塔心礎納置舎利容器 摂津勝尾寺旧境内膀示八天石蔵出土品 |
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