戦後の民間船時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 00:29 UTC 版)
「ロング・アイランド (護衛空母)」の記事における「戦後の民間船時代」の解説
1948年(昭和23年)3月にパナマの会社『カリビアン・ランド&シッピング』が買い取りC3型貨物船に復元。船名は『NELLY(ネリー)』に改められ、アメリカ合衆国とイタリア間の不定期航路に使用された。翌1949年(昭和24年)に移民船に改造。イタリア及びオランダからオーストラリア又はカナダへの移民客を運ぶのに使われた。移民船としての運用が一段落した後、クルーズ客船に再改造され『SEVEN SEAS(セブンシーズ)』に船名を改め、北大西洋航路で運用された。その後、『ヨーロッパ・カナダライン』に売却され、引き続き北大西洋航路で使われた。1963年(昭和38年)からは、洋上大学としても使われることになった。その後、老朽化により、1966年(昭和41年)9月に船舶としては退役した。 退役後は、オランダのロッテルダム大学で寮として使用され1977年(昭和52年)5月に使用を終了。ベルギーで解体された。
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