戦争とカシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/23 00:46 UTC 版)
1904年に始まった日露戦争では、日本軍の砲車がカシ材を使ったものであったため、ロシア帝国の砲車(ヤシャブシで代用していた)よりも優れていたという見分結果がもたらされた。ヨーロッパでは、カシはイタリアにあるだけで、多くはカシよりも弱いナラが代用とされていた。 1940年、日中戦争の長期化で戦時色の強まった大日本帝国では、用材生産統制規則により特定の樹種について用途指定を実施。カシ材の使用用途については、軍需、内地使用の船舶、車両用に限られることとなった。
※この「戦争とカシ」の解説は、「カシ」の解説の一部です。
「戦争とカシ」を含む「カシ」の記事については、「カシ」の概要を参照ください。
- 戦争とカシのページへのリンク