戦争からの教訓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:25 UTC 版)
「蒸気船時代の海戦戦術」の記事における「戦争からの教訓」の解説
日露戦争では、米西戦争(1898年)で得られた戦訓が確認された。アメリカ軍はキューバのサンティアーゴ・デ・クーバの入り口を封鎖し、そこで1隻の艦船を沈めることにより決着を図った。日本軍はこの試みを旅順港で大規模かつ大胆に再現した。しかし、蒸気船には帆船にはない速度と操舵の正確さがあり、選んだポイントで確実に沈めることも可能であったにもかかわらず、この実験は失敗した。アメリカ軍も日本軍も敵を港に閉塞することには成功しなかった。
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