愛称制定の背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 06:51 UTC 版)
2004年のパチンコ機内規改正で大当たり確率の下限が360分の1から500分の1に緩和され、確変割合の制限が撤廃されたことにより、パチンコメーカー各社はこぞって低確率・高継続の機種を発売した結果、大当たりするまでに多額の資金が必要となる、射幸性の高い機種が氾濫することになった。これを重く見た警察庁の意向を踏まえ、2006年に大当たり確率の下限を400分の1に引き上げる内規改定を行うと同時に、射幸性を抑えた機種の開発・普及を促進する動きが高まった。 まず2005年12月に一般ユーザー向けイベント「遊べるパチンコ OPENFORUM 2005」が開催され、現在の遊パチに相当する機種が展示・試遊された。2006年5月には羽根モノ・普通機を中心とする「遊べるパチンコ機リスト」が業界団体により公表された。そして、2006年10月にパチンコ・パチスロ業界団体が共同して2度目となる一般ユーザー向けイベント「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ展示会」を開催した。これに合わせて、手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロの愛称を募集するキャンペーンを行い、約1万4千通の応募の中から選ばれたのが「遊パチ」である。
※この「愛称制定の背景」の解説は、「遊パチ」の解説の一部です。
「愛称制定の背景」を含む「遊パチ」の記事については、「遊パチ」の概要を参照ください。
- 愛称制定の背景のページへのリンク