愛知青年師範学校とは? わかりやすく解説

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愛知青年師範学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 04:59 UTC 版)

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愛知青年師範学校 (あいちせいねんしはんがっこう) は1944年昭和19年) に設立された青年師範学校である。略称は 「愛知青師」。

概要

  • 1935年(昭和10年)設立の愛知県立青年学校教員養成所の官立移管により設立された。
  • 1918年大正7年) 設立の愛知県立実業補習学校教員養成所を源流とする。
  • 学制改革により、新制愛知学芸大学学芸学部 (現・愛知教育大学教育学部) の母体の一つとなった。

沿革

  • 1918年(大正7年)3月 - 「愛知県農業補習学校教員養成所」が開校。
  • 1921年(大正10年)4月 - 「愛知県実業教員養成所」に改称。
  • 1935年(昭和10年)4月 - 「愛知県立青年学校教員養成所」に改称。
  • 1944年(昭和19年)4月 - 師範教育令の改正により、官立(国立)移管の上、「愛知青年師範学校」に改称。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により、愛知青年師範学校附属中学校を併置。
  • 1949年(昭和24年)5月31日 - 愛知学芸大学学芸学部の母体として包括され、「愛知学芸大学愛知青年師範学校」に改称。愛知青年師範学校の校地に「愛知学芸大学安城分校」が設置される。
  • 1950年(昭和25年)4月 - 「愛知学芸大学愛知第二師範学校(豊川分校)」が岡崎市に移転して、愛知学芸大学の本部が後に岡崎市に設置される。
  • 1951年(昭和26年)
    • 3月31日 - 最後の卒業生を送り出し、愛知青年師範学校が廃止される。
    • 4月1日 - 附属中学校が「愛知学芸大学附属安城中学校」に改称。
  • 1952年(昭和27年)3月31日 - 愛知学芸大安城分校が本部への統合により廃止される。
    • 附属安城中学校も附属岡崎中学校に統合され閉校。
    • 跡地は名古屋大学農学部によって使用された。
    • その後1966年(昭和41年)に名古屋大学農学部は名古屋市の東山キャンパスに移転し、跡地は現在「安城総合運動公園」(安城市新田町、地図)となっている[1]

歴代校長

  • 三宅義一:不詳 - 1945年11月24日[2]
  • 福田嘉太郎:1945年11月24日[2] -

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 農学部旧安城キャンパス記念碑 (PDF) - 名古屋大学ウェブサイト
  2. ^ a b 『官報』第5664号、昭和20年11月28日。

関連項目

外部リンク




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