悪行・時間超人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 09:23 UTC 版)
ライトニングとサンダーの2人。全宇宙を支配し21世紀の世界を悪行超人の楽園にしようと企み、伝説超人殲滅と完全無比の球根(コンプリート・バルブ)を狙って1983年の宇宙超人タッグ・トーナメント終了直後にタイムスリップ。ケビンマスクの肉体消滅と、究極の超人タッグ戦開催の元凶となる。 タッグチーム名は「世界五大厄」(ファイブ・ディザスターズ)。互いを「兄弟」と呼び合うなどチームワークも高く、数々のツープラトン技を披露。長年チームを組んでいると語っており、悪行超人界では数々のタイトルホルダーと噂されている。2人とも自分の利害のためにチームを組んだだけで、友情や絆などは存在しないと豪語していたが、心の奥底ではパートナーして信頼し合っていた。 全力を出す際はエヴォリューションマウスピースと呼ばれるマウスピースを装着。それを噛み締めることによりパワーの増大と共に、体内に蓄積させたエキゾチック物質を使用し、肉体の周りの時間軸をコンマ1秒程ずらし未来へと移動する加速能力(アクセレレイション)を発動する。その能力により身体を液状化させ、目に見えぬ速さで攻撃を繰り出したり、相手の技から脱出することが可能。これは時間超人に備わる特殊能力であるため、カオスも使用できる。 また奥の手として、エヴォリューションマウスピースを逆さに咥えるエヴォリューションマウスピースリバースにより、自分の肉体を前の時間に逆戻りさせ万全の状態へと戻す、肉体時計逆回転(ボディクロックバックスピン)がある。これは肉体への負担がきわめて強く、サンダー曰く「加速減速はたやすいが、時間を逆流させるのは神業にも等しい難作業」だという。決勝戦終了後には肉体時計逆回転の使いすぎで瀕死の状態となり、ライトニングは「神の定めた摂理に逆らった者への罰」と自嘲した。
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