性的消費・性的搾取
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:50 UTC 版)
インターネットやSNSが普及し、2008年にTwitterが日本でサービスを開始したことで、フェミニストや社会学者らの主張・批判はネットでも行われるようになり、時には炎上に繋がった事例も多数起きている。それらでは性的対象化(性的モノ化)に関連して「性的消費」「性的搾取」という言葉も頻繁に使われる。 インターポール(ICPO)が2014年に表明した「適切な用語(Appropriate terminology)」や、通称「ルクセンブルク・ガイドライン」などでも「性的搾取」は使われるが、ネットの場合は「男受けを狙ったメイク・服装」「女性や女性キャラクターを客寄せやアイキャッチに使う行為」「女の子は男の子に力で勝てない(女の子は守るもの)という考え」などにも「女性の性を不当に消費・搾取する女性差別である」と批判的に使われるなど、広い意味を持っていると推測される。 「傷つく人がいる性的な表現・言動はすべて加害行為となる」「感じ方は人それぞれで、表に出さなければ判断できない」など、個人の定義・論考・議論などはあるものの、2019年2月現在、共通した認識はないと思われる。
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