彩絵桧扇
主名称: | 彩絵桧扇 |
指定番号: | 87 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1952.11.22(昭和27.11.22) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1柄 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 平安時代の作品。 |
彩絵桧扇
主名称: | 彩絵桧扇 |
指定番号: | 2211 |
枝番: | 02 |
指定年月日: | 1966.06.11(昭和41.06.11) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1合 |
時代区分: | 平安 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 檜の薄い剥ぎ板二十五枚を骨にし、要【かなめ】を白糸で綴じた檜扇で、青、緑、朱、墨の岩絵具で、表には流水に菖蒲【しようぶ】の生えた野辺に、松樹の上を飛遊する群鶴を、裏には萩、楓、桜を画面一杯に散らし、その間にたわむれて飛ぶ蝶を、いずれもあざやかな色調で描いている。その優雅でしかも濃艶な趣きには、平安時代後期の風尚が感じられ、その間におのずから地方色も感じられるのが興味をひく。 これを納める箱は、檜の剥【は】ぎ板を開扇形につくった被せ蓋、黒漆塗りのもので、蓋箱の表には、緑青粉彩で、りんどう唐草【からくさ】と宝相華【ほうそうげ】唐草の円文を三隅【すみ】に配し、中央に五羽の尾長鳥の廻転文をあらわしている。檜扇と同時代の風雅な趣にみちた作品であり、ともに神社の奥深くこめられた古神宝である。 |
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