張孔堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/07 09:58 UTC 版)
東京に存在した職人集団。和風の店舗の中に四種の職種が存在し、江戸時代からの匠技をもって商売していた。2041年、東京が神都と改名するのに伴い業務停止勧告を受け、解散。正雪が15歳から17歳まで修行を積んだ店でもあり、解散後、正雪を故郷に帰して自分達は徳川惑星を襲撃したが、返り討ちにあい壊滅した。なお、全員が胸に「敬人尊野蛮」の五文字を文身している。それぞれの職人が機械では再現不可能な域の作品を制作し、彼らが作り研いだ刃物などは最新の神機すら両断する威力を誇る。 海老浜巻(えびはま まき) 彫物師(ほりし)。泣き黒子のある和風の美女。張孔堂の頭目であり、背中に大海老の文身を背負う。正雪の母・入鹿(いるか)の友人であり、15歳になった正雪を引き取った。正雪の背中に「護国吽龍」・胸に「敬人尊野蛮」の五文字を彫った人物。 来留間鉄(くるま てつ) 研刃師(とぎし)。角刈りの初老の男。正雪の愛刀「春夏秋冬」を研いだ。なお、彼のみ、その技を正雪に継承している。 野晒酔象(のざらし すいぞう) 鍛冶師(かじし)。角刈りで眼鏡をかけた大柄な男。正雪の鉄靴を作った。また、丸橋愛用のアイアンナックルも彼の作である。 比良部貝蔵(ひらぶ かいぞう) 張型師(はりがたし)。ちょび髭を生やした愛嬌のある男。詳しくはやすらぎ参照。
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