引退とカムバック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 07:23 UTC 版)
「ジョセフィン・ベーカー」の記事における「引退とカムバック」の解説
1954年(昭和29年)4月11日にエールフランス機でパリを出発。4月13日午後8時半に羽田空港に到着し、来日を果たした。4月19日長崎市、4月20日佐世保市、4月21日福岡市、4月22日名古屋市 と各地でのコンサートに出演。4月23日、広島市で公演。原爆死没者慰霊碑に参拝。4月25日から29日まで東京都・帝国劇場、5月1日には京都の弥栄会館で公演を行い人気を博した。 また、5月2日から3日まで宝塚大劇場でも公演を行った。 1956年にベーカーは舞台からの引退声明を発表したが、1961年には早くもカムバックし、1973年にはニューヨークで行われたカーネギー・ホールでの公演で大成功を収めている。 またこの頃ベーカーは、1950年代後半からアメリカで活発になった人種差別撤廃運動、いわゆる公民権運動に協力し、1963年8月にマーティン・ルーサー・キングの呼びかけで行われたワシントン大行進にはハリー・ベラフォンテやマーロン・ブランド、チャールトン・ヘストンらとともに参加している。
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