建設の経緯と現在の状況とは? わかりやすく解説

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建設の経緯と現在の状況

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/10/15 02:40 UTC 版)

奥鬼怒スーパー林道」の記事における「建設の経緯と現在の状況」の解説

カスリーン台風などの大型台風襲来により、1960年代栗山村当時)の奥地では山腹崩壊拡大し土砂流出が顕著となったこのため復旧向けた大規模な治山工事計画され日光側から尾根越えて栗山村へ至る運搬道が建設された。これが奥鬼怒スーパー林道前身となる山王林道である。建設経緯等は、峠付近に残る開通記念碑にも記されている。 作業道建設され外部との交通容易になったことにより、栗山村奥地では川俣温泉をはじめとした開発活発化1970年更なる観光開発意図して山王林道延長し群馬県側に抜け林道計画持ち上がった。しかし、地元群馬県自然保護連盟は、林道存在自然環境破壊しかねないとして反発完成後の管理を担う地元市町村をも巻き込んだ議論経て群馬県大清水から栃木県八丁の湯間の16.2kmについては、林道建設目的観光含めないことで開通する取り決めなされたこのため林道自体1993年開通はしたものの、県境付近一般車両通行禁止で、女夫渕温泉八丁の湯(奥鬼怒温泉郷)までは宿の送迎バスタクシーなどが通行可能。奥鬼怒スーパー林道全域地元住民土地所有者以外の通行には地元市町村長許可が必要。

※この「建設の経緯と現在の状況」の解説は、「奥鬼怒スーパー林道」の解説の一部です。
「建設の経緯と現在の状況」を含む「奥鬼怒スーパー林道」の記事については、「奥鬼怒スーパー林道」の概要を参照ください。

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