広島-松江・大田市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 05:47 UTC 版)
国鉄バスの川本線がこのルートを結んでいたほか、広島電鉄・一畑電気鉄道もこの区間を結ぶ路線の運行を開始している。 川本線は1947年に開業した路線であるが、1954年以降は広浜線経由で広島への直通便を運行することで、陰陽連絡路線としての役割を果たすことになった。1975年の山陽新幹線博多開業の際には、リクライニングシート車を使用した特急便「ごうつ号」「銀山号」の運行を開始している。一方、1960年には広島電鉄と一畑電気鉄道の相互乗り入れにより、広島 - 松江間のバス路線を国道54号経由で運行開始している。当初は夜行便のみであったが、後に昼行便の運行も開始された。 その後、中国自動車道などの高速道路網の整備が進むにつれ、1983年以降に順次特急便「ごうつ号」「銀山号」について高速道路への乗せ替えが行なわれた。広島電鉄・一畑電気鉄道のバス路線についても1987年末から五日市と三次の間を高速道路経由とすることで所要時間の短縮を図り、1989年には「グランドアロー号」という愛称がつけられた。 特急「江の川号」「銀山号」は2005年6月30日で廃止され、2008年5月現在では「グランドアロー号」が広島-松江間を、「石見銀山号」が広島 - 大田市間を結んでいる。 詳細は「川本線」、「グランドアロー号」、および「石見銀山号」を参照
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