広く一般に向けられるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 02:23 UTC 版)
「警報システム」の記事における「広く一般に向けられるもの」の解説
自然災害や事件、事故など不特定多数の者に危険が及ぶような事象に対しては、広く一般に向けた警報システムが用いられる。 気象警報、気象注意報 - 大雨、大雪、地吹雪、洪水、強風、雷など 噴火警報 - 火山の噴火 緊急地震速報などの地震警報システム - 地震警戒宣言、東海地震に関連する情報 - 東海地震の予知時 津波警報、津波注意報などの津波警報システム - 地震による津波 洪水予報、水防警報 - 洪水 大気汚染注意報 - 光化学スモッグなどの大気汚染 国民保護警報 - 武力攻撃 アンバーアラート - アメリカ合衆国やカナダなどで、誘拐事件や行方不明事件が発生した際にテレビやラジオ放送、電光掲示板などで広く広報するシステム。 緊急警報放送 - 津波警報や警戒宣言発表時などに、テレビやラジオ放送において対応機種の受信機を自動起動させる信号を送出する、警告放送。 全国瞬時警報システム - 上記を包括的にカバーし、市民に伝達するシステム。 なお市町村などの地方自治体は、上記のような災害全般に対して、災害対策基本法に基づきその危険性に応じて、避難準備情報、避難勧告、避難指示を発表するほか、警戒区域を設定して法的に立ち入りを制限する。これらは警報・注意報などの名を冠してはいないが、避難を促す警報の性格を持っている。
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