広く利用されるキクモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 04:04 UTC 版)
キクモは観賞用にも広く利用されている。アクアリウムや園芸にて趣味的に水草を栽培することによく用いられるが、日本にも分布しているからといって、屋外に流出させてしまうのは、外来種の水草同様、環境保全や種の保存の観点からは好ましくない。広く流通している東南アジア産のみならず、日本産のキクモでも、むやみに屋外に流出させることは遺伝的撹乱をもたらす。「ビオトープ」と称して屋外に水草を植えたり、人為的に植栽を改変したり、外から持ち込んだ生物を環境復元のために導入したりするケースもあるが、これらについても遺伝的多様性を撹乱しないかどうか配慮が必要であろう。
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