幕内定着へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 03:41 UTC 版)
2011年1月場所は、5日目から9連勝と好調で13日目まで優勝争いに加わり、11勝4敗の好成績で敢闘賞を初受賞した。5月技量審査場所は、大関・魁皇(現・浅香山親方)との初顔の一番で勝利している(魁皇は翌場所引退したため土俵上ではこの1戦のみ。翌場所も割が組まれたが不戦勝)。9月場所は、西前頭筆頭で8勝7敗と勝ち越し、三役昇進の可能性もあったが番付編成会議で東前頭筆頭と発表され、昇進はならなかった。 2012年5月場所は、千秋楽まで10勝4敗と好成績であり、横綱・白鵬ら5人と優勝を争っていた。千秋楽に敗れて10勝5敗に終わり優勝を逃した。9月場所は、自身最速となる9日目で勝ち越しを決め、最終的に11勝4敗の好成績を挙げた。11月場所は、2日目に新横綱の日馬富士から自身初の金星を獲得し、同時に幕内100勝を達成した。しかし8日目の豪栄道戦で負傷し、10日目から左第三趾骨折により休場することとなった。休場は2010年7月場所以来2度目で、負傷による休場は初めて。 2013年3月場所は、12日目まで2敗で全勝の白鵬を追っていたが13日目に敗れ、優勝争いから脱落(白鵬は優勝を決めた)。しかし、千秋楽の妙義龍戦に勝ち、11勝4敗の好成績で2回目の敢闘賞を受賞した。
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