市長の汚職と選挙違反
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 06:18 UTC 版)
野辺修光はこれまでに、 第10代(1990年 - 1992年10月) 第13代(2000年 - 2002年6月6日) 第16代・17代(2010年7月28日 - 2017年9月4日) の通算4期、市長を務めている。そして不祥事に伴い2度、辞職又は失職している。過去2度の事件は以下の通りである。 1990年に市長選初当選を果たすものの、1992年に電算機導入をめぐる収賄容疑で逮捕されて辞任(後に有罪も確定)。当時、現職市長が収賄で逮捕されるのは、全国で初めてのケースであった。 2000年に市長へ返り咲きを果たすものの、2002年に(返り咲き時の)選挙違反事件にからみ拡大連座制の適用を受け失職。現職市長が拡大連座制適用により失職するのは、これもまた全国初のケースであった。野辺氏の失職を受けて、市長に立候補・当選したのが鈴木重格である。鈴木は当時(串間市選出)県議会議員であったため、議員を辞職しての立候補であった。その鈴木の辞職に伴う県議会議員補欠選挙に立候補したのが、失職間もない野辺である。選挙結果は野辺の圧倒的な勝利。野辺は以後当選を重ね、2010年には市長職に復帰した。
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