巷説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 15:22 UTC 版)
暦学者渋川春海が貞享暦を編んだ際、初めて採用したと言われる。 渋川は釣り好きで、隠居していたある日、江戸品川の海に舟を出そうとしたとき、一老漁夫が海上の一点の雲を指し、「50年来の体験によると210日目の今日は大暴風雨になる可能性が高いから舟を出すのはやめた方が良い」と教えた。これがはたしてその通りになり、その後も注意していると確かに210日頃は天気が荒れる事がわかり、貞享暦に書き入れたという。
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