工進精工所とは? わかりやすく解説

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工進精工所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/15 14:18 UTC 版)

株式会社工進精工所
KOSHIN SEIKOSHO LTD
種類 株式会社
本社所在地 日本
350-1331
埼玉県狭山市新狭山1丁目1-12
設立 1934年昭和9年)
業種 機械
法人番号 5030001026276
事業内容 鉄道車両用機器、油圧機器、農業機械用油圧機器、建設機械用油圧機器、産業機械用機器、自動車機器の製造
代表者 代表取締役社長 菅野 好政
資本金 1億円
純利益
  • 2億7,600万円
(2025年3月期)[1]
総資産
  • 50億5,100万円
(2025年3月期)[1]
従業員数 213名(公式サイト記載)
外部リンク http://www.koshin-s.co.jp/
特記事項:日本鉄道車輌工業会正会員
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株式会社工進精工所(こうしんせいこうしょ)は、埼玉県狭山市にある、輸送用機器産業機械製造企業。
主にディーゼル駆動車両の減速機N700系新幹線新京成8900形[注釈 1]山陽電気鉄道の各形式[注釈 2]など、電気車のパンタグラフ・集電装置を製造している[2]。特に高速鉄道車両用低騒音パンタグラフに強みがある[3]

主な製品

鉄道車両用機器
N700S系ではJR東海と共同で専用パンタグラフを開発している[4] [5]
その他の製品

歴史

  • 1913年大正2年) - 「工進商会」として創業。鉄道省指定工場。
  • 1934年昭和9年) - 「株式会社工進精工所」設立。
  • 1968年(昭和43年) - 狭山工場設置。
  • 1986年(昭和61年) - 管用テーパーねじ転造機の販売を開始 (開発は1983年)[6]
  • 1992年平成4年)
    • 本社、工場を狭山市に移転。
    • 10月 - コーシンラシン株式会社を吸収合弁する。
    • クノールブレムゼ三井物産の合弁で「コーシン・クノール株式会社」設立。(のち合弁解消)
  • 1999年(平成11年) - JR東海向け700系新幹線パンタグラフが採用される。

関連項目

参考文献

  • 日本鉄道車輌工業会「鉄道車両工業」
    • 472号(2014年10月)会社紹介「工進精工所」51-52P
    • 501号(2022年1月)会員会社紹介「工進精工所」61-62P。

脚注

注釈

  1. ^ 更新により東洋電機製造製に換装。
  2. ^ 6000系は東洋電機製造製。

出典

  1. ^ a b 株式会社工進精工所 第134期決算公告
  2. ^ 製品紹介 > 鉄道車両用機器”. 工進精工所. 2025年1月25日閲覧。
  3. ^ 株式会社工進精工所 の特許一覧 - 日本特許情報 - 発明ナビ
  4. ^ a b c d e f g 日本鉄道車輌工業会「鉄道車両工業」472号(2014年10月)会社紹介「工進精工所」51-52P。
  5. ^ a b c d e 日本鉄道車輌工業会「鉄道車両工業」501号(2022年1月)会社紹介「工進精工所」61-62P。
  6. ^ 井出浩司 強いポリ粉体鋼管転造ねじ配管システム | 建設MiL

外部リンク




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