工業製品全般について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 22:38 UTC 版)
たとえば家電製品、電子機器、コンピュータ、オートバイ、乗用車、トラック、バス、航空機、船舶などの、ほとんどの工業製品が中古品として売買されている。 たいていはそれぞれのジャンルごとに専門業者もいる。ジャンルごと、商品ごとに中古品の性質も異なるので、商習慣も異なる。 工業製品の場合、一般論として言うと、中古品価格は新品価格よりも安くなる。ただし、工業製品でも一部に、いわゆる根強い「ファン」がいるのに製造中止となってしまった製品などは高価に売買される場合もある(つまり現在生産が続いているが、他の製品の中のあまり人気が無い製品よりも、かえってかなり高い場合もある。価格は需給のバランスで決まる。たとえ実際には需要は小さくなっていても、供給がそれより小さくなったり、端的に「供給ゼロ」になると、価格が跳ね上がるという現象が起きる。大多数のそれを欲しく無い人にとっては「ただのガラクタ」でも、それでも価格が跳ね上がる、という現象が起きる。)。 なお、パソコンやスマートフォンなどのIT家電、中古車などの類を中心に、中小企業やNPO・ワーカーズコープなどの小規模の法人向けにリース・レンタル契約を結んでいたのちに、その契約期間終了をもって返却された商品を、「リースアップ品」ないしは「レンタルアップ品」として改めて中古品としてメンテナンス・修理をしたうえで格安で販売するものもある。
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