巡航段
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金星までの飛行の巡航段では、衛星バスは金星をフライバイしてランダーからのデータを中継し、その後太陽周回軌道に入る。ガンマ線分光計、紫外線単色光分光計、電子及び光子分光計、ガンマ線バースト検出器、太陽風プラズマ検出器、2周波数通信装置を備え、観測を行った。
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巡航段
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ベネラ12号の巡航段は、太陽風検出器、電離圏電子検出器と2つのガンマ線バースト検出器(ソビエト連邦製のKONUSとフランス製のSIGNE 2)を搭載していた。SIGNE 2は、ベネラ11号とプログノス7号でも同時に運ばれ、三角法によるガンマ線源の特定を可能とした。金星のフライバイの前後、ベネラ11号とベネラ12号は、143個のガンマ線バーストについて詳細な時間プロファイルを作成し、最初のカタログを作成した。ベネラ12号によって最後にガンマ線バーストが観測されたのは、1980年1月5日であった。ベネラ12号は、1980年2月13日に紫外線分光計を用いてブラッドフィールド彗星を観測し、1980年3月19日まで分光データを報告した。 巡航段は、次のような機器を搭載していた。 30-166nm極紫外線分光計 複合プラズマ分光計 KONUSガンマ線バースト検出器 SIGNE 2ガンマ線バースト検出器 磁気センサ 4半導体検出器 2ガス放電検出器 4シンチレーション検出器 半球陽子望遠鏡 巡航段の科学ミッションは、1980年4月に終了した。
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