巡行形態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/06/22 21:16 UTC 版)
総代といわれる巡行責任者がふとん太鼓台の最上部に乗り込み指揮をとる。中心部の太鼓には乗り子といわれる化粧をした4人の男の子(稚児)が乗り、四方向から太鼓を鳴らし巡行リズムを取る。なお乗り子は祭り終了まで地面に着くことが許されていない。その太鼓台を数十人の男達が担ぎ、巡行するのが基本形態である。また安全運行のため太鼓周辺には合力、渉外組といわれる安全管理役も存在する。 停留ポイントや見せ場などについた時、掛け声と同時に太鼓台をさらに高く上げる「差し」といわれる動作を行う。さらに場合によって「差し」の後に更に差し上げる「二段差し」が行われ巡行を盛り上げる。 また巡行中、市内各箇所にて協賛店を読み上げ、商売繁盛を祈願し手打ち(手締め)式を行う。この方法は大阪締めに似た宮前独自のものである。
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