島津亮とは? わかりやすく解説

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島津亮

島津亮の俳句

怒らぬから青野でしめる友の首
誘拐さみし苗代に着き児にパンを
 

島津亮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/05 12:43 UTC 版)

島津 亮(しまづ りょう、1918年7月18日 - 2000年3月1日[1])は、俳人

香川県出身。旧制大阪外国語学校(現・大阪大学外国語学部蒙古語学科卒。1946年、応召先の天津から引揚げ、句作開始。鈴木六林男らの「青天」を通じて西東三鬼に会い師事する。1948年「雷光」創刊同人(1950年廃刊)。1951年「梟」創刊同人。1957年「夜盗派」同人(1960年終刊)。1960年「縄」同人。1962年海程」創刊同人。1968年「ユニコーン」創刊同人。代表句に「怒らぬから青野でしめる友の首」など。この句は金子兜太が『今日の俳句』(1965年)で取り上げて広く知られるようになった作品で、同性愛的な趣があるとも評されている。1956年の作で、島津の句はこの頃より前衛俳句の傾向を強め、関西における前衛俳句運動の中心の一人となっていった。句集に『紅葉寺境内』『記録』『唱歌』『亮の世界』がある。

脚注

  1. ^ 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.305

参考文献

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