岩石の組成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 02:05 UTC 版)
岩石の組成は次の表し方がある。成分と粒径によって分けられる。成分によると、珪酸塩岩(SiO32−を含む)と炭酸塩岩(CO32−を含む)に大別できる。一般に堆積岩と変成岩は火成岩よりも組成の範囲が広い。 粒径別 礫質 - 粒径が大きいとき。ケイ素 (Si) に富む。 砂質 - 粒径がやや大きいとき。ケイ素 (Si) に富む。 泥質 - 粒径が小さいとき。アルミニウム (Al) に富む。 成分別 珪質 - ケイ素 (Si) に富む。 珪長質(フェルシック) - 珪酸と長石の頭文字より。ケイ素 (Si) とアルミニウム (Al) に富む。 苦鉄質(マフィック) - 苦土の頭文字より。マグネシウム (Mg) と鉄 (Fe) に富む。 石灰質 - 炭酸塩岩の場合。炭素 (C) とカルシウム (Ca) に富む。 色指数(岩石中に含まれる有色鉱物の割合)別 珪長質岩(フェルシック岩) 中間質岩 苦鉄質岩(マフィック岩) 超苦鉄質岩(超マフィック岩) 化学組成(岩石中に含まれるSiO2重量%)別 酸性岩 中性岩 塩基性岩 超塩基性岩 アルカリ元素の量比別 アルカリ岩 - カリウム (K) やナトリウム (Na) に富む。
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