岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判の意味・解説 

岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 20:41 UTC 版)

きけ わだつみのこえ」の記事における「岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判」の解説

1994年平成6年4月23日わだつみ会総会で、副理事長高橋武智理事長就任し第4次わだつみ会発足するこの人事によって、わだつみ会は志を同じとする組織ながら、旧版編集責任者である中村克郎らを支持する会員と新理事長高橋武智らを支持する会員とで内紛発生した第4次わだつみ会1995年平成7年)に『新版きけ わだつみのこえ」』を出版したが、中村克郎始めとする旧版支持者から「誤りが多い」、「遺族所有原本確認していない」、「遺稿歪められている」、「遺稿に無い文が付け加えられている」、「訂正申し入れたのに増刷でも反映されなかった」といった批判浴びることとなる。1998年平成10年)、中村克郎らが新たにわだつみ遺族の会」を結成うち中克郎と西原若菜遺族代表としてわだつみ会岩波書店に対して勝手に原文改変し、著作権侵害した」として新版出版差し止め精神的苦痛対す慰謝料求め訴訟起こす原告提出した原本新版第一刷の対照データをもとに岩波書店修正した第8刷を1999年平成11年11月出版し提出した結果、翌12月原告は「要求のほとんどが認められた」として訴え取り下げた。ただし、新版中村原告側編集携わっている『はるかな山河に』などを源泉として作成されており、裁判では誤りを自ら訂正しなかった原告含めた双方過失があると判断された。

※この「岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判」の解説は、「きけ わだつみのこえ」の解説の一部です。
「岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判」を含む「きけ わだつみのこえ」の記事については、「きけ わだつみのこえ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判」の関連用語

岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岩波書店『きけわだつみのこえ』改変事件裁判のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのきけ わだつみのこえ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS