岩屋神社 (京都市)とは? わかりやすく解説

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岩屋神社 (京都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 08:38 UTC 版)

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岩屋神社

拝殿
所在地 京都府京都市山科区大宅中小路町67
位置 北緯34度58分12秒 東経135度49分34秒 / 北緯34.97000度 東経135.82611度 / 34.97000; 135.82611座標: 北緯34度58分12秒 東経135度49分34秒 / 北緯34.97000度 東経135.82611度 / 34.97000; 135.82611
主祭神 天忍穂耳命
栲幡千々姫命
饒速日命
社格 旧郷社
創建 仁徳天皇31年
例祭 4月29日
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岩屋神社(いわやじんじゃ)は、京都府京都市山科区にある神社である。近代社格制度では郷社式内名神大社「山城国宇治郡 山科神社二座」に擬せられた時もあったが、現在は否定されている。

天忍穂耳命栲幡千々姫命、および両神の子の饒速日命を祀る。

歴史

本殿背後の山腹に奥之院あるいは岩屋殿と呼ばれる陰陽2つの巨巌があり、これを磐座として祀ったのが当社の起源である。社伝では、仁徳天皇31年の創建と伝えられる。寛平年間、陰巌に栲幡千千姫命、陽巌に天忍穂耳命を祀り、岩前の小祠に饒速日命が祀られた。これは、物部氏系の大宅氏が、山科を開拓するに当たり祖神を祀ったものである。治承年間(1177年 - 1180年)に園城寺僧徒によって社殿が焼かれ、旧記も失われた。弘長2年(1262年)に再建された。中世には「東西上の岩屋三社」と呼ばれた。東岩屋が岩屋神社、西岩屋が山科神社であるが、上岩屋が何に当たるかは不明である。

明治6年(1873年)郷社に列し、第二次世界大戦後は神社本庁に属す。

関連項目

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