岡山県名誉県民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 08:46 UTC 版)
岡山県名誉県民の称号は、1981年(昭和56年)3月25日に制定された岡山県名誉県民条例(岡山県条例第24号)に基づき、「岡山県の発展に功績があり、県民の誇りとしてひとしく敬愛を受ける者」へ贈られる(条例第1条)。対象者は「本県に居住し、又は居住していた者で、社会福祉の向上、経済の発展又は学術文化の振興に卓絶した功績があり、もつて県民福祉の増進に貢献し、又は本県の名声を著しく高め、県民が郷土の誇りとしてひとしく敬愛するもの」であり(条例第2条)、岡山県知事が岡山県議会の同意を得て選定することが定められる(条例第2条第2項)。名誉県民に選定された者には、顕彰状や徽章、記念品も併せて贈られるほか(条例第3条)、知事が定める礼遇や特典を受けられる(条例第4条)。 贈呈番号受賞者氏名職業選定年月日備考出典1 高畑浅次郎 教育者 1981年(昭和56年)9月29日 岡山県教育長・高畑勲の父 2 土光敏夫 実業家 1981年(昭和56年)9月29日 第二次臨時行政調査会長 3 藤原啓 陶芸家 1981年(昭和56年)9月29日 人間国宝 4 岡崎嘉平太 実業家 1985年(昭和60年) 全日本空輸社長 5 川﨑祐宣 医師 1985年(昭和60年) 川崎医科大学創設者 6 谷口澄夫 歴史学者 2001年(平成13年)1月15日 岡山大学学長 7 江草安彦 医師 2015年(平成27年)11月10日追贈・ 旭川荘理事長
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