北杜市八ヶ岳スケートセンターとは? わかりやすく解説

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北杜市八ヶ岳スケートセンター

(山梨県立八ヶ岳スケートセンター から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/01 10:56 UTC 版)

北杜市八ヶ岳スケートセンター
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施設情報
用途 アイススケート
事業主体 山梨県
管理運営 山梨県スポーツ協会
敷地面積 27,240 m2
竣工 1982年
所在地 408-0044
山梨県北杜市小淵沢町上の原3989-1
位置 北緯35度53分0秒 東経138度18分35秒 / 北緯35.88333度 東経138.30972度 / 35.88333; 138.30972 (北杜市八ヶ岳スケートセンター)座標: 北緯35度53分0秒 東経138度18分35秒 / 北緯35.88333度 東経138.30972度 / 35.88333; 138.30972 (北杜市八ヶ岳スケートセンター)
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北杜市八ヶ岳スケートセンター(ほくとしやつがたけスケートセンター)は山梨県北杜市小淵沢町にある屋外スケートリンクである[1]八ヶ岳リゾートアウトレットに隣接して立地する。

概要

1982年(昭和57年)に開設され[2]、翌1983年(昭和58年)には天然リンクから人工リンクへ改修された[2]

利用期間

毎年11月20日に開業し、翌年2月第2日曜日をもって営業期間を終了する[3]

利用時間は、午前9時から午後6時まで(最終受付は午後5時まで)[1]

料金

  • 滑走料金は、大人840円、高校生630円、中学生以下420円[1]
  • 毎週土曜日は高校生以下の滑走料が無料となる[1]
  • 開業日でもある11月20日の県民の日は滑走料が無料となる[1]
  • 八ヶ岳リゾートアウトレットで買い物をした利用者には、スケート靴レンタル料金が半額となる[1]

施設

  • スケートリンク(幅13m×1周400m)
  • 管理棟(事務室、休憩室、トイレ、更衣室、貸靴コーナー)
  • 記録棟
  • 倉庫兼休憩所
  • 管理棟前駐車場:乗用車25台
  • 臨時駐車場:乗用車161台(市営臨時駐車場と併用)

沿革

  • 1982年昭和57年)12月 - 開設[2]
  • 1983年(昭和58年) - 天然リンクから人工リンクへ改修[2]
  • 2011年平成23年) - 老朽化などを理由に山梨県が廃止を検討。北杜市は存続を要望[4]
  • 2012年(平成24年) - 県・市と県スケート連盟等の協議の結果、条件付きで2017年までの存続が決定[4]
  • 2017年(平成29年) - 同年の最終評価により、条件付きで2022年までの存続が決定[5]
  • 2020年令和2年) - コロナ禍による利用者減少により、県が翌2021年限りでの廃止を決定。これを受け市営化に向けた協議を開始[6]
  • 2021年(令和3年)3月29日 - 県と市が基本協定を締結、翌2022年4月1日をめどに施設を市へ譲渡することが決定[7]

県から市への施設譲渡

2011年(平成23年)に施設を所有する山梨県が今後施設の老朽化等により維持管理経費が増加する上、閉鎖しても周囲には甲府市小瀬スポーツ公園アイスアリーナ茅野市の茅野市国際スケートセンター、富士吉田市富士急コニファーフォレストがあり、これらで代替できる等の理由で廃止を検討した[4]

しかし北杜市やスケート連盟などが存続を訴えたため、2012年(平成24年)に北杜市や県スケート連盟等と協議し、

  • 2016年(平成28年)までに18,080人まで利用者数を増加させること(なお、2011年の利用者数は13,897人)
  • 指定管理料の削減が図られること
  • 引き続き、指定管理者が運営すること
  • 2015年(平成27年)に中間評価、2017年(平成29年)に最終評価を行い存廃を判断すること

を条件に2017年までの存続を決めることとなった[4]

2016年(平成28年)には利用者数が目標の18,080人を上回る18,390人となり目標を達成し、2017年(平成29年)の最終評価では2022年までの存続が決定された。なお、新たに2022年の利用者数を21,735人にする目標が追加された[5]

しかし2019年から2020年のシーズンは14,000人まで落ち込み、長崎幸太郎山梨県知事は「地元から再生計画が出ていないため」として2021年限りでの廃止を決定した。一方、北杜市は「再生計画を求められていない」とし、市営化に向けた協議を始めた[6]。その結果、2022年4月1日をめどに県から市へ施設を譲渡する協定を2021年3月29日に結んだ。協定によれば県が建物やスケートリンク・冷却装置などの設備を改修し、その後に県から市への譲渡を行うとしている。市は譲渡後の運営についてふるさと納税ネーミングライツ(命名権)の販売、クラウドファンディングなどを活用することを検討している[7]

交通アクセス

鉄道
  • JR中央本線小海線小淵沢駅下車。
    • 駅からタクシー利用の場合は8分。なお、小淵沢駅にはタクシープールがあり常にタクシーが待機している。
    • かつては、長野県富士見町原村と北杜市を結ぶ観光客向け路線「八ヶ岳鉢巻周遊リゾートバス」が利用でき「ホテル風か(アウトレット入口)」バス停より徒歩約5分で到着したが、コロナ禍の影響により2020年をもって同バスは路線廃止された。
自動車

脚注

  1. ^ a b c d e f 八ヶ岳スケートセンター”. やまなしスポーツ情報ネット. 山梨県. 2018年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月11日閲覧。
  2. ^ a b c d (PDF)『山梨県立八ヶ岳スケートセンター指定管理者募集要項』(プレスリリース)山梨県教育委員会、2018年6月http://www.pref.yamanashi.jp/sports/kikaku/documents/h30yatsugatake-bosyuyoukou.pdf2018年11月11日閲覧 
  3. ^ (PDF)『山梨県立八ヶ岳スケートセンター設置及び管理条例』(プレスリリース)山梨県、2017年3月14日http://www.pref.yamanashi.jp/sports/kikaku/documents/h30yatsugatake-jourei.pdf2018年11月11日閲覧 
  4. ^ a b c d (PDF)『八ヶ岳スケートセンターの今後のあり方に関する方針』(プレスリリース)山梨県、2012年11月15日http://www.pref.yamanashi.jp/sports/kikaku/documents/20121115yatsugatakesuketominaoshihoushin.pdf2018年11月11日閲覧 
  5. ^ a b (PDF)『山梨県立八ヶ岳スケートセンターの今後のあり方と運営方針について』(プレスリリース)山梨県http://www.pref.yamanashi.jp/sports/documents/yatugatake-arikata.pdf2018年11月11日閲覧 
  6. ^ a b “廃止方針の山梨県立八ヶ岳スケートセンター 山梨県北杜市 市営化に向けた協議開始”. テレビ山梨. http://www.uty.co.jp/news/20201030/8197/ 2020年10月30日閲覧。 
  7. ^ a b “スケートセンター存続へ、県と北杜市が基本協定締結”. 朝日新聞. (2021年3月30日). https://www.asahi.com/articles/ASP3Y7VF0P3YUZOB012.html 2021年5月3日閲覧。 

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