山本和枝・主なスタッフの一斉退社とその影響
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「Studio e.go!」の記事における「山本和枝・主なスタッフの一斉退社とその影響」の解説
前述のように2009年3月17日、山本和枝が代表取締役を辞任したほか、山本の個人サイトに書かれた日記によると「現在のスタッフも一人のこらず辞めます。」とのことであるため、上記載に書かれた主なスタッフ名はそれ以前のものである。 元々、Studio ego!はアグリーグループ傘下であった。そのアグリーグループから脱退・スタッフの一斉退社と見られる。 2009年3月30日に、別途、山本ら退社スタッフにより株式会社「でぼの巣製作所」を立ち上げている。一方で2009年3月16日のego10周年スペシャルの入稿の翌日に、退社の正式発表している。その他のスタッフの動向は不明だが、「でぼの巣製作所」の公式ブログにおいてStudio ego!でディレクターを務めた「「あ」の人」も同社に移籍したことが明らかになった。その前の2008年の冬コミ後にegoの通販が、アグリーグループの通販「ぺんしるパレット」から突然「ホビボックス」に変更となっている 。それに伴い、「ぺんしるパレット」サイトでは、ego製品関連グッズが一斉に販売終了になり姿を消し、未定のキャッスルファンタジアは、著作を山本でなくStudio egoが持っているため、他作品(神楽・IZUMOなど)を含め、続編は新ブランドでは出ない可能性が高くなっている。しかしながら、「でぼの巣製作所」の新作タイトルが「神楽道中記」であると共に、山本和枝個人ブログ「でぼの巣」で「神楽キャラ」という言い回しをされていた事からもわかるように「神楽シリーズ」は続編化されている。また、egoの顔キャラの「でぼすずめ」も、新ブランドで使用されている。具体的な人物名こそ明言されていないが、でぼの巣「紅神楽」作中で、Studio ego「鬼神楽」の登場人物に関する言及があるなど、世界観の繋がりも見られている。 また、ブランド解散の危機により、現在発売されているゲームに関して、ネット認証やそのサポートがどうなるかが問題点となる。2011年8月の頃にはオフィシャルサイトへのアクセスが不通となり、続いてネット認証サーバの更新も行なわれなかったため、約3年の間は新規の認証が不可能になっていたが、2014年8月にでぼの巣製作所が過去作の権利の一部を取得したことで、サーバ認証を復活させた。 2015年7月以降は新サイトで、IZUMO スペシャルパック・神楽箱スペシャル・IZUMO4を発売している。2016年12月22日には新サイトにおいて完全新作である「廻るセカイで永遠なるチカイを!」が発売された。
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